キバナオドリコソウ

キバナオドリコソウの花
写真 キバナオドリコソウ
撮影時期 2025.4.29
栽培状況 鉢植え(開花は今後)

科名・属名

シソ科
オドリコソウ属

園芸分類

多年草

別名

ツルオドリコソウ

原産地

ヨーロッパの東部から西アジア

用途

庭植え、鉢植え

花期

5〜6月

【キバナオドリコソウについて】

キバナオドリコソウ(黄花踊子草)はヨーロッパの東部から西アジア原産のオドリコソウ属の多年草です。根元からランナー(ほふく枝)を伸ばして殖えますのでツルオドリコソウという別名があります。環境が合えば、グラウンドカバーとして利用できます。

キバナオドリコソウは葉に斑が入り、きれいな黄色の花が咲くことからで園芸種として導入されたものですが、野生化している例も少なくありません。

【栽培メモ】

苗を購入して育てているところです。詳細は追って....

【キバナオドリコソウの概要】

草丈

開花期になると花茎が立ち上がって20〜30pほどになります。

名前のとおり黄色の花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 やや弱い

耐寒性は強く戸外で冬を越します。一方、夏の強い日差しと高温多湿が苦手です。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 1年だけ育てる場合:比較的やさしい

※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)やや難しい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Lamium galeobdolon

学名の説明

Lamium・・・・・ギリシャ語の lamos(喉)に由来します。

galeobdolon・・・・・「イタチのような匂いの」

【主な種類と品種】

ラミウムは、そちらをご覧ください。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

草丈がそれほど伸びませんので、庭植えでも、プランターで育てるのにも向いています。株が横に広がりますので、普通の鉢よりも浅底で径の大きな丸形プランターが適しています。

鉢植えの用土

赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

庭に植える場合は、夏の強い日差しが当たると葉焼けしますので、半日陰か午前中に少し日の当たるところが適しています。

鉢やプランターに植えた場合も、秋から春は日当たりのよいところでかまいませんが、夏は半日陰〜明るい半日陰に移します。また、梅雨時の過湿を嫌いますので、梅雨時は雨の当たらないところに置きます。

植え替え

鉢やプランターに植えた場合は、毎年植え替えるようにします。植え替えをしないと、水はけが悪くなって根腐れしやすくなります。時期は、4月もしくは10月頃が適期です。

日常の管理

強い日ざしと高温多湿を嫌いますので、鉢やプランターに植えている場合は、梅雨時から夏場は、用土が過湿にならないに注意します。それ以外の時期は乾燥させすぎないようにします。

冬の管理

耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら午前中に水やりをします。

ふやし方

植え替えの時に、株分けをして増やすことができます。また、初夏に挿し芽で増やすこともできます。

肥料

肥料は控えめにし、庭植えの場合は、春に置肥をするくらいに留めます。特にチッソ分の多い肥料は避けるようにします。

鉢やプランターに植えて育てる場合は、植え付け、植え替え時に化成肥料を用土に混ぜておきます。後は、夏場を除き、液肥を1ヶ月に1〜2回程度与えます。

病気・害虫

雨が続くと葉が多いために腐りやすいので注意します。

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