寒咲きクロッカス |
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【寒咲きクロッカスについて】 |
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大変かわいい花が咲くクロッカスは、早春になくてはならぬ花で、とても丈夫で育てやすいこともあって人気があります。クロッカスの中でも早咲きのものを寒咲きクロッカスと呼びますが、必ずしも明確なものではないようです。 一般的に、シエベリ種(C. sieberi)やアンキレンシス種(C. ancyrensis)などがそう呼ばれています。 【栽培メモ】 栽培自体は基本的に春咲きのクロッカスと同様で、いたって簡単です。 寒咲きクロッカスの花が咲き始めるころは、まだまだ寒さが厳しい時期ですが、この花を見るとなんとなく春めいた気分にさせてくれます。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【寒咲きクロッカスの概要】 |
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草丈 10p程度です。 花 年内に葉を伸ばしてきますから、開花が待ち遠しくなってきます。花は、地中から花茎を伸ばして地上低く咲きますが、花後に葉が伸びて、6月頃に葉が枯れてしまいます。 花色は、白、黄色、藍色、濃紫色、淡紫色の他に2色花もあります。花径はだいたい4〜5p程度です。 耐寒性・耐暑性
葉が12月に出てきますが、寒さには大変強いので防寒しなくても大丈夫です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Crocus・・・・・サフランのギリシャ名 crokos に由来します。 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培は、基本的に春咲きのクロッカスと変わりありません。 栽培のポイント ※ 日当たりのよいところで育てます。 植え付け 植え付けは10月〜11月上旬が適期です。花壇はもちろん、小型の球根ですので鉢やプランターで育てるのに向いています。 花壇に植えるときは、あらかじめ苦土石灰を撒いて庭土に混ぜておきます。植え付けの際は、腐葉土(又はバーク堆肥)と緩効性の化成肥料も一緒に入れて、庭土を深さ20〜30cmほど耕してから植えつけます。 鉢植えの用土 市販の球根用の用土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え付けの深さ 深植えが基本で、庭植えで5〜10p、鉢植えでは3〜5cmほどの深さとします。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。水はけが悪いと、生育がよくないだけでなく、夏に球根が腐ることになります。 鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。 株間 花壇に植える場合は、球根2個分の間隔としますが、もっと詰めて植えると開花時は見栄えがします。鉢植えの場合は、6号鉢に10球が目安です。 植え替え 花壇に植えた場合は、環境がよければ3年くらいは植えっぱなしでかまいません。それぐらいたつと球根が混みあってきますので植え替えをします。 鉢やプランターに植えた場合は、毎年植え替えます。 日常の管理 低温にあわないと花芽ができないので、室内で花を楽しむときも冬の間は戸外で育てるようにします。 冬の管理 耐寒性が強いので、戸外で冬を越します。 休眠期の管理 5〜6月ごろには葉が枯れてきて休眠期に入ります。植え替えを予定しているときは、葉が枯れてきたら球根を掘り上げます。掘り上げる時期を失したときは、10月ごろに掘り上げて、すぐに植え付けます。 鉢やプランターの場合は、掘り上げずに、そのまま、雨のかからない日陰に置いて秋の植えつけ時まで保管しても差し支えありません。 掘り上げた球根は、水洗いして日陰で乾燥させます。球根が乾いたら、分球しているものは球根を分けてネットの袋などに入れて、植え付け時まで保管しておきます。保管場所は、雨の当たらない日陰の風通しのよいところにします。 肥料 花壇に植える場合は、植え込み時に緩効性の化成肥料を入れ、庭土とよく混ぜておきます。追肥はほとんど必要ありません。 鉢やプランターで育てる場合は、植え付け、植え替え時に緩効性の化成肥料を与え、花後に追肥をします。 病気・害虫 特にありません。 |
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