レッドキャンピオン

レッドキャンピオンの花
写真 レッドキャンピオン
撮影時期 2025.4.26
栽培状況 プランターで栽培

科名

ナデシコ科

属名

マンテマ属

学名

Silene dioica

園芸分類

宿根草

別名

シレネ・ディオイカ

原産地

ヨーロッパ

主な用途

庭植え、鉢植え

花期

4〜5月

【レッドキャンピオンについて】

レッドキャンピオンは、ヨーロッパ原産のナデシコ科マンテマ属の宿根草で、学名のシレネ・ディオイカと呼ばれることもありますす。長く伸びた花茎に花が咲きますが、赤い花ではなく、一般にはピンクの花が咲きます。

なお、キャンピオンとは、マンテマやビランジなどのマンテマ属(シレネ属)を指す呼び名です。レッドキャンピオンは、耐寒性、耐暑性があり、丈夫で育てやすい宿根草です。

【栽培メモ】

苗を購入して丸形のプランターに植えていますが、生育が早く4月には花が咲き出しました。

【育て方は下へ ↓ 】

【レッドキャンピオンの概要】

草丈

40〜50pほどになります。

花径2.5pほどのピンクの一重の花が咲きます。白花のほか八重咲きの品種もあります。

レッドキャンピオンの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

暑さ、寒さに強く、戸外で冬を越します。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ タネから育てる場合:やさしい

※ 苗から育てる場合:やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Silene・・・・・・ギリシャ神話に登場するバッカスの養父シレノス(Silenos)にちなみます。

dioica・・・・・「雌雄異株の」

【主な種類と品種】

マンテマ属は大所帯の属になりますが、本種の近縁種に、フクロナデシコ、マンテマ、シレネ・ユニフローラなどがあります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

タネまき

タネから育てるときは、3月下旬〜4月もしくは9月下旬〜10月ににタネを播きます。育苗箱にバラまきし、覆土はタネが隠れる2o程度にします。

発芽後、本葉3〜4枚のときに、ポリポットに植え替えます。

植え付け

植え付け前に、苦土石灰を1uあたり50〜100gほど撒いて、深さ30cmほど庭土を耕しておきます。

ポットの底に根が回ったら花壇やプランターに定植します。

花壇に植えるときは、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lと化成肥料を入れて、庭土とよく混ぜ合わせてから植え付けます。

レッドキャンピオンの花

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

日当たり、水はけのよい場所に植えますが、夏場に西日が長く当たるような場所は避けた方が賢明です。

鉢やプランターも日当たりのよいところで育てますが、夏場は強い日差しを避けて半日陰に置くようにします。

株間

15〜20cm間隔で植えます。標準の60pのプランターの場合は、3〜4株ほどが目安です。

日常の管理

花ガラは早めに取り除いておきます。

冬の管理

耐寒性があり、戸外で冬を越します。鉢やプランターは軒下などに移し、水やりは控えめにします。

肥料

多肥にする必要はありません。花壇に植える場合は、植え付け時に化成肥料を1u当たり30gほど入れて植え付けます。

追肥は、ほとんど必要ありません。多肥を避け、過保護にしない方が花付きがよくなります。

鉢やプランターに植える場合、市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、暖かくなってから緩効性の固形肥料を置肥するか、もしくは液肥を2週間に1回程度施します。

用土を調製したときは、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は、同様に追肥をします。

病気・害虫

アブラムシがつくことがありますので、見つけたら早めに駆除しておきます。

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