アンジェリカ

アンジェリカの花
写真 ‘ビカーズミード’
撮影時期 2023.6.4
栽培状況 鉢植え

科名・属名

セリ科
シシウド属

園芸分類

宿根草、二年草

別名

(特にありません)

原産地

東アジアなど

用途

庭植え、鉢植え

花期

5〜6月

【アンジェリカについて】

アンジェリカというのは、セリ科シシウド属のことで、多くが多年草ですが二年草扱いされるものもあります。

この属には、日本にもニホントウキ、ハマウド、アシタバなど多くの種類が自生していますが、園芸として栽培されるのは、ヨーロッパ原産のアンジェリカ・ギガス(Angelica gigas)や東アジア原産の‘ビカーズミード’(A. sylvestris 'Vicar's Mead')などです。

【栽培メモ】

‘ビカースミード’をとりあえず鉢植えで育てていますが、比較的耐暑性もありまずまずよく育って花も咲きました。もっとも、株が大きくなりますので、どちらかといえば庭植えに向いているように思われます。

【アンジェリカの概要】

アンジェリカの花

草丈

1〜1.5mほどになります。

セリ科特有の、小さな花が傘状に集まった複散形花序という咲き方をします。シシウド属の多くは白花ですが、園芸種は白花以外の花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 比較的強い

耐寒性は強く、また、耐暑性も比較的強いですが、花後の夏に枯れる場合があります。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 比較的やさしい〜やや難しい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Angelica

学名の説明

Angelica・・・・・ラテン語の angelus(天使)が語源です。

gigas・・・・・「巨大な」、「特大の」

sylvestris・・・・・「森に生ずる」

【主な種類と品種】

ギガス
A. gigas

大きくなる株で、濃い赤紫の花が咲きます。

‘ビカーズミード’
A. sylvestris 'Vicar's Mead'

暗紫色の葉で、茎も同じような色をしています。花は、渋い何とも言えないような色をしています。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

春又は秋に植え付けます。株が大きくなりますので庭植えに向いていますが、鉢植えでも育てられないことはありません。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、もしくは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

夏の強い日差しを嫌いますので、庭植えの場合は、午後は日陰になるようなところに植え付けます。

鉢植えは、春と秋は日当たりのよいところに置きます。

アンジェリカの花

日常の管理

花が終わりかけたら早めに花茎を切り取っておきます。

夏の管理

鉢植えは、夏が来たら半日陰に、真夏は明るい日陰に移し、乾燥させすぎないようにします。

冬の管理

耐寒性がありますので、戸外で冬を越します。

肥料

4〜6月に緩効性の固形肥料を与えます。

病気・害虫

特にはないようです。

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