オーニソガラム・サンデルシー

オーニソガラム・サンデルシーの花
写真 オーニソガラム・サンデルシー
撮影時期 2023.7.14
栽培状況 鉢植え

科名・属名

キジカクシ科
オオアマナ属

園芸分類

春植え球根

別名

ソンデルシー

原産地

南アフリカ

用途

鉢植え

花期

7〜8月

【オーニソガラム・サンデルシーについて】

オーニソガラム・サンデルシーは、南アフリカ原産のキジカクシ科オオアマナ属の春植え球根です。オオアマナ属は、ほとんどが春植え球根ですが、このサンデルシーは春植え球根になります。

また、オオアマナ属の中では大型で、草丈は50pほどですが1mを超える長い花茎を伸ばして、その先に一重の白い花が集まって咲きます。

【栽培メモ】

6月に花茎が見えだしてから段々と上に伸びて、花が咲く頃には1.2mほどになりました。花茎が伸び始めてから開花するまでに長い間かかりました。

【オーニソガラム・サンデルシーの概要】

草丈

50pほどですが、花茎は1mを越えるほどに伸びます。

花径3pほどの星状の花が穂状にたくさん咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 (冬は休眠)
耐暑性 強い

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Ornithogalum saundersiae

学名の説明

Ornithogalum・・・・・ギリシャ語の Ornithos(鳥)+gala(ミルク)が語源です。
※ 花色が白いことからだと思われますが、なぜ「鳥」なのか理解できないところです。

saundersiae・・・・・19世紀の植物学者であるキャサリン・サンダース夫人への献名

【主な種類と品種】

オーニソガラムの仲間は、こちらをご覧ください。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

4月頃が植え付けの適期です。比較的耐寒性がありますので、鉢植えでも庭植えでも栽培できます。

庭に植える場合は、植え付け前に苦土石灰を撒いておきます。植え付けの際は、直径と深さが30pほどの植え穴を掘り、腐葉土(又はバーク堆肥)を3割ほど入れて植え付けます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、もしくは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

オーニソガラム・サンデルシーの花

植え付けの深さ

水はけをよくするために土を盛り上げて、球根の上に10pほど土が被る程度に植え付けます。

鉢植えの場合は、球根の上に鉢土が3〜5pほど被る深さにします。

株間

庭植えの場合は30〜40pほどにします。鉢植えの場合は、8号鉢程度の鉢に1球を植え付けます。

植え場所・置き場所

庭植えの場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。水はけが悪いと、過湿によって球根が腐りやすくなります。

鉢植えも日当たりのよいところに置いて育てますが、梅雨時など長雨になりそうなときは、雨の当たらないところに移した方が安全です。

日常の管理

花が咲き終わってきたら、早めに花茎を切り取っておきます。

鉢植えは、過湿にならないようにして、鉢土の表面が乾いてきてから水やりをします。

休眠期の管理

庭植えの場合は植えっぱなしにできますが、寒い地域はマルチをするなどして霜除けをすると安全です。

鉢植えは、球根を掘り上げないときは、霜の当たらない土間などに置きます。

肥料

庭植えの場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を入れ、その上に肥料分のない庭土を敷いてその上に球根を置いて植え付けます。

鉢植えの場合は、芽が見え始めたら緩効性の固形肥料を置肥します。

病気・害虫

水はけが悪いと、白絹病が発生しやすくなります。

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