キャットフット

キャットフットの花
写真 キャットフット
撮影時期 2004.3.7
栽培状況 開花株購入

科名

キク科

属名

エゾノチチコグサ属

学名

Antennaria dioica

園芸分類

多年草

別名

エゾノチチコグサ

原産地

ヨーロッパ

主な用途

鉢植え

花期

6月

【キャットフットについて】

キャットフットはキク科エゾノチチコグサ属の多年草で、別名をエゾチチコグサトと言います。キャットフットというのは流通名のようで、園芸店やホームセンターなどでは、もっぱらこの名前で販売されています。花をネコの肉球にたとえたもののようです。

自生地が寒冷地ですので耐暑性が弱いですが、小形の多年草でシルバーリーフですので寄せ植えにも使われています。

因みに、ネコの名前のついた花は、キャットテールネコノヒゲキャットミントなどがありますが、それに反して犬の名前はないようです。

【栽培メモ】

春先に開花株を購入して鉢植えで育てましたが、耐暑性は弱く、残念ながら夏が来る前に枯れてしまいました。とはいえ、一年物と思っていましたので、それなりに花を楽しむことができました。

【育て方は下へ ↓ 】

【キャットフットの概要】

草丈

草丈は10pほどで、葉は銀灰色です。

写真のように赤い小さな花がかたまって咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 弱い

耐寒性は強く、戸外でも大丈夫ですが、耐暑性は弱く暖地での夏越しは困難のようです。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 1年だけ育てる場合:やさしい

※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)かなり難しい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Antennaria・・・・・ギリシャ語の antenna(触角)が語源です。

dioica・・・・・「雌雄異株の」

【主な種類と品種】

チチコグサは、野草で葉の幅がせまく,先はとがっています。花は茎の上に付きますが、あまり目立ちません。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

3月頃に園芸店に出てきますので、これを買って育てます。通常、ポット鉢に植えられていますので、根鉢を崩さないように4〜5号鉢程度の鉢に植え替えます。

置き場所

日向から半日陰でよく育ちますが、耐暑性が弱いので初夏になる頃には半日陰に、夏は風通しのよい明るい日陰に置きます。

キャットフットの花

株間

10〜15pほどにします。

日常の管理

夏を涼しい環境で管理することがポイントですが、暖地での夏越しは厳しいと言えます。

土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。

肥料

春先に緩効性の固形肥料を置肥します。

病気・害虫

特にないようですが、温暖地では夏の暑さで枯れてしまうことが多くなります。

ページのトップに戻ります。このページのトップへ
一覧へ戻ります。一覧に戻ります。