クーペリー

クーペリーの花
写真 クーペリー
撮影時期 2015.7.12
栽培状況 鉢植え

科名・属名

ベンケイソウ科
クラッスラ属

園芸分類

多肉植物

別名

クラッスラ乙姫

原産地

南アフリカのケープ州

用途

鉢植え

花期

5月〜7月

【クーペリーについて】

クーペリーは、南アフリカのケープ州原産のベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物で、一見してセダムの仲間かなと思いますが、セダムとは別属です。

ピンクの小さな花がにぎやかに咲いて、なかなか魅力がありますので、園芸店やホームセンターなどでも比較的見かけることの多い多肉植物です。当然のことながら、乾燥気味に栽培したほうが安全です。

【栽培メモ】

多湿にならないように気を付ければ耐暑性があって育てやすく、また、耐寒性はやや弱いとはいえ、軒下で冬を越しました。

【クーペリーの概要】

クーペリーの花

草丈

10cmほどでしょうか。あまり上には伸びず横に広がります。葉に斑点が入っています。

7月になるとピンクの小さな花が固まって咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い

耐暑性が強く、また、霜に当てなければ大丈夫です。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Crassula exilis subsp. cooperi

学名の説明

Crassula・・・・・ラテン語のcrassus(厚い、太い)が語源です。

exilis・・・・・「細い」、「弱い」

cooperi・・・・・アメリカ合衆国の博物学者 Dr. James G. Cooper への献名

【主な種類と品種】

クラッスラ属にはたくさんの品種がありますが、’茜の塔’、’火祭り’などの品種があります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 長雨に当てないようにします。

植え付け

初夏に開花株が売られていますので、これを買って育てます。ポット苗で売られている場合は、購入したらすぐに大きめの鉢に植え替えます。

鉢植えの用土

多肉植物用の培養土など水はけのよい用土を使います。赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を4:4:2程度に混ぜた用土に植えていましたが、問題なく育っていました。

クーペリーの花

植え替え

鉢の大きさにもよりますが、2年したら株分けを兼て植え替えます。時期は4月ごろが適期です。

置き場所

年間を通じて、雨の当たらないところで育てたほうがベストです。とはいえ、水やりが大変な場合は、少なくても長雨に当てることは避けるようにします。

また、日当たりのよいところを好みますが、夏の強い日差しは避けるようにします。

日常の管理

多肉植物ですので、基本的に水やりは控えて、乾燥気味に育てます。水の与えすぎは厳禁で、根ぐされを起こして枯れてしまいます。

冬の管理

冬は、日当たりのよい軒下、あるいは窓辺に置いて、一段と水やりを控えます。

ふやし方

株分けの他に、挿し木で増やすことができます。

肥料

肥料はさほど必要としません。春と秋の生育期に薄めの液肥を2〜3週間に1回程度与えます。

病気・害虫

特にはないようです。

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