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ツタバウンラン |
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【ツタバウンランについて】 |
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ツタバウンランは、ヨーロッパ原産のオオバコ科ツタバウンラン属の多年草又は一年草です。名前は、ほふく性で葉がツタの葉に似ていることと、花がウンラン(Linaria japonica)に似ていることに由来します。ツタカズラあるいはシンバラリアと呼ばれることもあります。 元々は大正年間に栽培用として入ってきたものですが、繁殖力が強いため雑草扱いされることもあります。もっとも、半つる性で暑さ、寒さに強く、グランドカバーとして利用されることもあります。 【栽培メモ】 秋にタネを播いて育てましたが、栽培は容易でよく咲いてくれました。耐寒性はありますが、夏の強い日差しに耐えられず枯れてしまいました。ですので、温暖地では秋まき一年草の扱いになろうかと思います。 |
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【ツタバウンランの概要】 |
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草丈 ほふく性で横に広がっていきます。 花 小さな花で花径は1pほどです。花色は白色〜淡青色で上下2唇に分かれています。 耐寒性・耐暑性
耐寒性はありますが、夏の日差しが苦手です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)やや難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Cymbalaria muralis 学名の説明 Cymbalaria・・・・・「シンバルのような」 muralis・・・・・「壁の」 (※ 壁や石垣のすきまなどに生えていることに由来します。) |
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【主な種類と品種】 |
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白花の‘スノーホワイト’や花が少し大きい‘パリダ’という品種があります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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タネまき タネはあまり販売されてないようですが、入手したら9月下旬〜10月上旬に播きます。ポリポットに播いて、覆土はタネが隠れるほどにしましたが、よく発芽しました。 植え付け タネを播いて育てた株は、ポリポットの底に根が回ったらプランターや庭に植え付けます。株分けした苗を植え付ける場合は、春が一般的ですが秋でもかまいません。 半つる性ですので、プランターで育てる場合は径の大きな浅底のものが適しています。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土、もしくは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。
植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりがよいところよりも半日陰になるところに植え付けます。特に、夏は、日陰になるところが夏越ししやすいと言えます。もっとも、一年草として扱うなら、日当たりのよいところでも差し支えありません。 プランターで育てる場合は、初夏になったら半日陰に、真夏は明るい日陰の涼しいところに置きます。 植え替え プランターに植えている場合は、根詰まり気味になってきたら、根鉢を少し崩して植え替えます。 日常の管理 つるが伸びすぎたら、適宜に戻しします。 冬の管理 地上部は枯れてしまいますが、耐寒性がありますので霜除け等は必要ありません。 肥料 丈夫な草花ですので、肥料はほとんど必要ありません。 病気・害虫 特にありません。 |
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