ハマゴウ

ハマゴウの花
写真 ハマゴウ
撮影時期 2001.8.30
撮影場所 田野町の海岸にて

科名・属名

シソ科
ハマゴウ属

園芸分類

落葉小低木

別名

ハマハイ

原産地

本州・四国・九州など

用途

庭植え、鉢植え

花期

7〜9月

【ハマゴウについて】

ハマゴウは、本州から四国、九州、それに琉球列島などの砂浜海岸に生える落葉小低木です。以前は砂浜に普通に見られた植物でしたが、最近は次第に少なくなってきていると言われています。

青紫の花もなかなか美しく、葉が青白色を帯びるのでシルバーリーフとしての魅力があります。名前の由来は、ハマゴウには全体に香気があることから、浜香(ハマコウ)が転訛してハマゴウになったと言われています。別名のハマハイは、枝が長く砂の上や中に這うように伸びることに由来します。

【ハマゴウの概要】

樹高

30〜50pほどです。

紫色の花が円錐状に密生して咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

耐寒性、耐暑性がありますが、東北や北海道には不向きです。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Vitex rotundifolia

学名の説明

Vitex・・・・・ この属の植物の枝でかごを編んだことに由来します。

rotundifolia・・・・・「円形葉の」

【主な種類と品種】

近縁種にセイヨウニンジンボクミツバマゴウがあります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

耐寒性はありますが厳しい寒さを嫌いますので、秋よりも3月頃が植え付けの適期です。茎がよく伸びますので庭植えの場合はそこそこのスペースが必要になります。

植え場所・置き場所

庭植えの場合は、日当たりと水はけのよいところへ植えます。鉢植えも日当たりのよいところに置いて育てます。

鉢植えの用土

ハマゴウは砂地に自生していることからしても、水はけの悪い用土は不適です。赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)、パーライトを6:2:2程度に混ぜた用土など水はけのよいものを使います。

剪定

枝が良く伸びますので、伸びすぎたら適宜切り取ります。

肥料

庭植えの場合は、特に必要ありません。鉢植えは、早春に有機質肥料を与えます。

病気・害虫

特にはありません。

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