ベゴニア・マクラータ

ベゴニア・マクラータの花
写真 ベゴニア・マクラータ
撮影時期 2025.9.21
栽培状況 鉢植え

科名・属名

シュウカイドウ科
シュウカイドウ属

園芸分類

多年草

別名

ポルカドットベゴニア

原産地

ブラジル

用途

鉢植え

花期

夏〜秋

【ベゴニア・マクラータについて】

ベゴニア・マクラータは、木立性のベゴニアで原産はブラジルです。種小名のとおり大きな葉に水玉模様の斑点が入るのが特徴で、葉の裏はチョコレート色をしています。

もっぱら、観葉植物として葉を楽しみますが、夏から秋に咲く花もなかなか美しいものです。

【栽培メモ】

小さな苗を購入して育てていますが、丈夫で生育も早く、切り戻しをせずに育てたところ上の写真は80pを少し超えるほどになっています。

【ベゴニア・マクラータの概要】

ベゴニア・マクラータの花

草丈

通常、50〜60pほどの高さで管理する場合が多いですが、大きくなると1m近くになります。

白花が一般的ですが、ピンクのものもあります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 比較的強い

夏の強い日差しを嫌いますが耐暑性はあり、温暖地でも夏越しはそれほど難しくありません。耐寒性はありません。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Begonia maculata

学名の説明

Begonia・・・・・・ドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴの提督だった Michel Begon に因みます。

maculata・・・・・・「斑点のある」、「しみのある」

【主な種類と品種】

木立性ベゴニアについては、そちらをご覧ください。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 半日陰〜明るい日陰で育てます。

植え付け

耐寒性が弱いことと強い日差しに当たると葉焼けをしますので、庭植えには不向きで鉢での栽培になります。

購入した株が小さい鉢に植えられていて、根詰まり気味になっている場合は、一回り大きい鉢に植え付けます。

鉢植えの用土

水はけがよい用土が適しています。赤玉土、腐葉土、鹿沼土を5:3:2程度に混ぜた用土などが一例です。

置き場所

室内ならレースのカーテン越しに日が当たるところに置きます。暖かくなったら戸外で育てることができますが、6月頃から10月頃までは明るい日陰に、4〜5月と11月は半日陰に置きます。

戸外に置く場合も、雨のかからないところに置くようにします。

ベゴニア・マクラータの花

植え替え

2年に1回を目安に植え替えます。時期は、5月ごろが適期です。

鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し古い土を落として植え替えます。

日常の管理

過湿にならないよう、土の表面が乾いてから灌水します。

夏の管理

戸外に置く場合は、雨の当たらない明るい日陰に置くか寒冷紗などで遮光します。耐暑性はそこそこありますので、強い日差しを避ければ夏の暑さで株が傷むことはありません。

冬の管理

耐寒性がないので、戸外に置いている株も冬が近づいたら室内に取り込みます。水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。

肥料

植え付け、植え替え時に緩効性の化成肥料を与えます。1月ほどしたら、夏場と冬場を除き、定期的に緩効性の固形肥料を置肥するか、液肥を2週間に1回程度液肥を与えます。

病気・害虫

多湿にすると灰色カビ病が発生することがあります。

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