ミントマリーゴールド

ミントマリーゴールドの花
写真 ミントマリーゴールド
撮影時期 2019.10.22
栽培状況 庭植え

科名・属名

キク科
コウオウソウ属

園芸分類

宿根草

別名

メキシカンタラゴン
タゲテス・ルシダ

原産地

メキシコ、中央アメリカ

用途

庭植え、鉢植え

花期

10〜11月

【ミントマリーゴールドについて】

ミントマリーゴールドは、メキシコなど中央アメリカ原産のキク科コウオウソウ属(マンジュギク属)の宿根草です。レモンマリーゴールドの近縁種ですが、レモンマリーゴールドと比較すると株はそれほどは大きくなりません。

花や葉に香りがあり、また、根からはネマトーダが嫌う成分が分泌されます。

耐寒性、耐暑性があり、育てやすい宿根草です。10〜11月にかけて長く咲きますので、秋の庭に重宝します。

【栽培メモ】

最初はプランターに植えていましたが、あまり大きな株にはならず、花もそれほどたくさんは咲きませんでした。その後、庭植えにしたところ、株が大きくなり、花も一面に咲くようになりました。

【ミントマリーゴールドの概要】

ミントマリーゴールドの花

草丈

1mほどになりますが、摘芯をすることでもう少し低く抑えることができます。

花径1cmほどの濃い黄色の花がまとまって咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 比較的強い
耐暑性 強い

耐寒性、耐暑性がありますので、宿根して毎年よく咲いてくれます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Tagetes lucida

学名の説明

Tagetes・・・・・耕された大地から現れたエトルニア(紀元前のイタリアの都市国家)の神に由来します。

lucida・・・・・「光沢のある」、「輝く」

【主な種類と品種】

近縁種に、レモンマリーゴールドがあります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 初夏に摘芯をすると草丈が抑えられ、締まった株になります。

植え付け

4〜5月ごろが植え付けの適期です。庭やプランターで栽培できますが、小さい苗を購入したときは、いきなり庭に植え込むよりも、1年は鉢やプランターで育てたほうが失敗が少ないといえます。

庭に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の三分の一程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

ミントマリーゴールドの花

植え場所・置き場所

庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。もっとも、夏は半日陰に置いた方が水やりの負担が少なくなります。

植え替え

鉢やプランターに植えた場合は、毎年、春先に植え替えるようにします。

日常の管理

初夏に摘芯をすると草丈が抑えられ、締まった株になります。

冬の管理

花が終わる時期は、寒さが増してくるころなので、花が終わったら地際から20〜30cmほど残して切り戻します。

関東以西の温暖地の場合は、霜除けをしなくても冬を越します。

肥料

プランターに植えた場合は、4月上旬〜6月頃と9月頃に緩効性の化成肥料を置肥します。庭植えの場合は、やせ地でない限り必要ありません。

病気・害虫

特にはありません。

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