シラタマソウ

シラタマソウの花
写真
撮影時期
栽培状況

科名・属名

ナデシコ科
マンテマ属

園芸分類

多年草、一年草

別名

シレネ・ブルガリス

原産地

ヨーロッパ

用途

庭植え、鉢植え

花期

4〜6月

【シラタマソウについて】

シラタマソウは、ヨーロッパ原産のナデシコ科マンテマ属の多年草です。学名のブルガリス(vulgaris)は「普通の」を意味しますが、こぼれダネから増えるほど丈夫な草花です。暑さにやや弱いため温暖地では秋播きの一年草として扱われることがあります。

丸く膨らんだガクが特徴でシラタマソウの和名もそこからきていますが、ガクは白くはなりませんので白玉はやや違和感のあるところです。花は白花で、花径2〜3pの一重の花が咲きます。

【栽培メモ】

秋に播こうと思っていましたが、時機を失したため春に播きました。経過は後で追記します。

【シラタマソウの概要】

草丈

40〜60pほどになります。

花径2〜3pほどの白い一重の花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 やや弱い

暑さにやや弱く、夏の強い日差しと高温が苦手です。寒さには強く、戸外で冬を越します。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ タネから育てる場合:やさしい

※ 苗から育てる場合:やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Silene vulgaris

学名の説明

Silene・・・・・・ギリシャ神話に登場するバッカスの養父シレノス(Silenos)にちなみます。

vulgaris・・・・・「普通の」

【主な種類と品種】

シレネの仲間fは、そちらのページをご覧ください。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

タネまき

タネから育てるときは、温暖地は9月下旬〜10月に、寒い地域は3月下旬〜4月にタネを播きます。育苗箱にバラまきし、覆土はタネが隠れる2o程度にします。

発芽後、本葉3〜4枚のときに、ポリポットに植え替えます。

植え付け

植え付け前に、苦土石灰を1uあたり50〜100gほど撒いて、深さ30cmほど庭土を耕しておきます。

ポットの底に根が回ったら花壇やプランターに定植します。

花壇に植えるときは、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lと化成肥料を入れて、庭土とよく混ぜ合わせてから植え付けます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は日当たりと水はけのよい場所に植えますが、夏場は半日陰になるところが適しています。西日が長く当たるような場所は避けた方が賢明です。

鉢やプランターも日当たりのよいところで育てますが、夏場は強い日差しを避けて半日陰に置くようにします。

株間

15〜20cm間隔で植えます。標準の60pのプランターの場合は、3〜4株ほどが目安です。

日常の管理

花ガラは早めに取り除いておきます。

冬の管理

耐寒性があり、戸外で冬を越します。鉢やプランターは軒下などに移し、水やりは控えめにします。

肥料

多肥にする必要はありません。花壇に植える場合は、植え付け時に化成肥料を1u当たり30gほど入れて植え付けます。

追肥は、ほとんど必要ありません。多肥を避け、過保護にしない方が花付きがよくなります。

鉢やプランターに植える場合、市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、 1ヶ月ほどたったら、緩効性の固形肥料を置肥するか、もしくは液肥を2週間に1回程度施します。

用土を調製したときは、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は、同様に追肥をします。

病気・害虫

アブラムシがつくことがありますので、見つけたら早めに駆除しておきます。

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